l’abitudini alimentari
今日は三度の飯について。
「ご飯どうしてるの?何食べてるの?」という質問を時々受けます。
イタリア人と今同居してますが、彼は嘘みたいに毎日トマトソースのパスタ食べてます。
昼も夜も!
違うパスタ食べてると思ったら、お母ちゃんの手作りのラグーソースの冷凍を使ったパスタ…
(イタリアのマザコン度にひく私)
「毎日カレーでもいいよ」という私の兄同様、好きなものをずっと食べても飽きない人がいるというのは世界共通でいるのでしょう。
が、
私は無理です。
ご飯もパスタもパンも他の麺類も、ある一定のルーチンで食べたい。
なので、質問の答えはというと、いろんなものを作って食べてます。
これは日本離れてみてから分かったことですが、こんなにバラエティ豊かな食生活を送る国民性はかなり珍しいようです。
和食はもちろん心から愛してるけど、時々もちろんフレンチもイタリアンも食べたいし、中華だって食べたい。
そんな人の方が多数なんじゃないでしょうか。
毎日3食お米という生活を送っている人は、日本人の中で今どれだけいるのでしょうか。
かなり珍しいんじゃないかと思います。
それに対して、私の印象だと、こちらの人はわりと同じものを食べ続けます。
例えば毎日同じ朝食に、昼はサンドイッチ、似たような晩御飯といったように。
ルーチンがあるのも良さそうだなと時々思うのですが、なんせ飽きるのです。
「よく料理するねー」と感心されますが、料理のグローバル性が同居人より少し広いだけかと思います。
そんな私が時々無性に食べたくなるもの。
それは、辛いもの。
私が高校生の時、友人たちとの間でインドカレーの激辛を食べに行くのが流行ってましたが、辛いのはあの頃から好きだったようで、今も時々カレーや四川料理や韓国料理が食べたくなります。
これも後で分かったことですが、こちらの人はあまり辛いものが得意じゃないようで、こういった激辛料理のお店を見つけるのはちょっと難しいです。
そんな最近の大発見。
ベルギーの普通のスーパーに入ると、以前はなかったのに、韓国料理製品が棚に並んでおりました!
キムチもありましたが、ちょっと高めで、うーんと悩んでいたら、別の辛そうな調味料が。
そんなに高くないし、お持ち帰りしたら、ビンゴ。
それはサムジャンという名で、グーグル先生によると、サムギョップサルのための調味料のようで、コチュジャンが入った辛いお味噌といった感じ。
野菜炒めに入れたら、見事に私が欲してた味になりました。
最近はどこのスーパーにも、ほぼ確実にキッコーマンの醤油が並ぶほどグローバルな時代。
昔の留学生よりは色んなことに関して圧倒的に楽をしていると思いますが、食に関しても然り。
「昔だったらもしかしたら留学してないかもなー」なんて呑気に考えたりするのでした。