おのぼり音楽紀行

ヴァイオリンと共にフランスに滞在。ゆるりと日々のこと、思ったことを書き記します。

la clinica

ということで病院に初めて入ってみた。

 

わけを受付で話すと、緊急の方に行きましょうと連れられていくことに。

「え、やっぱり、そんなにもやばいの」と不安になった。

がしかし、あっさり緊急の方で治療を受けられるほど甘くはない。

緊急対応の受付の人が、私が入ってる保険では保険は下りないという。

で、とうせんぼされて、もう一度別の受付に。

そうすると、緊急の治療にはこれだけとりあえず払えと、目が飛ぶ出るような値段を言われる。

あとは保険会社に自分で請求するようにと。

緊急時にあっさり保険がおりない保険とか、なんのための保険なのかしら。

 

今回はわりと私の中で非常事態なので、泣く泣く払うことにした。

待ってる間、実際情けなくて涙が出てきた。

 

がしかし受けた診察はレントゲンと問診のみ。

結果、ムチウチ。

処方は薬のみ。

「知ってたわ!」と大声で言いたくなるような結果。

ムチウチの専門医はこの病院にはいないから、もし問題が続くようだったら別の病院に行ってねーといわれる。

 

悲しすぎる。

なんという人生。

 

私の先生の口癖は「la vita è bella」(人生は美しい)だが、これのどこが美しいというのだ。

実際彼から返ってきた返事も「きみはあまりついてないね!」だった。

「私の人生いつもこんなんです」と皮肉を返した。

 

今はあまり何もしたくない。