おのぼり音楽紀行

ヴァイオリンと共にフランスに滞在。ゆるりと日々のこと、思ったことを書き記します。

振り返り

ブログを書くことにすっかりご無沙汰してしまった。

久しぶりに穏やかな時間を過ごしているので、少しここ最近のことを。

 

直近でなによりも強く思い出すのは卒業論文である。

なにを言おう、とにかく論文というもの自体をなめまくっていた。

こんなにも学業を続けてしまったし、せっかくだし論文書いてみたいなお花畑思考で始めた私にとって、文字通り地獄そのものだった。

辛過ぎたせいでもはや記憶から葬り始めているが、本当にいろんな人にお世話になったので(迷惑をおかけしたに近い)、それだけは忘れたくないと思っている。

そして全ての学者、研究者さんに尊敬の念を払いたい。

 

そもそも修士を無事終えられたことについて振り返っても、いろんな人にゴネまくったことがまず記憶に蘇ってくる。

そして大体私のお願いを誰かが聞いてくれて、ただただ感謝の思いしか込み上げてこない。

皆さま本当に有難うございました。

わたしもいつか誰かのお願いにちゃんと応えてあげたいと思っています。

 

次になんと留学一番最初の地であるParisに6年ぶりに戻ってきた。

転々としまくり、一度住んだ地には戻らないみたいなカッコつけたようなことをしてきたし、Parisで住んだ時期が一番辛かったのもあって、もうParisには戻るまいと思っていたのに、人生不思議なものである。

Parisは相変わらずParisで、でも当時付き合いのあった友人はほとんどおらず、時が過ぎたのだけは感じている。

 

ヨーロッパに来てとうとう10年経ってしまいましたが、日々パワーアップできるようにこれからも精進します。