昨日の移動禁止令からの派生した話。
今日から、外出する際の移動証明書がスマホ、要するにデジタルでもできるようになりました。
昨日まで証明書は紙じゃないとだめでした。
じゃあ家にプリンターない人は?というと、手書きでもOKということでしたが、もちろん全て書こうと思ったらめっちゃ長い!
しかも政府は最初に出した証明書を、1週間後に変更。
脚注とか足されて更に長くなって、プリンター持ってない、かつ怠惰な私はもっと外に出る気がなくなりました…
結局家の人に印刷していただき、楽にやりすごしましたが。
そもそもフランスは想像以上にアナログ社会です。
滞在許可証やらなんやらの予約を取るためだけ(申請は別の日)に、朝一で行って外に何時間も並んで待つというのはよくある話だし、入試の結果とやらを掲示板の貼りだしのみというのもあります。
学校も練習室の予約のシステムはなく、部屋がなければ、カードを置いてひたすら待つのみ。
走ってる車もほとんどマニュアルです。
絶妙な不便さがどこか漂います。
そして基本証明書申請の際は、いろんな書類のコピーを求められます。
しかもなんならコピーも時によっては2部求められます。
よく昔の文献、資料が残ってる国ですが、そういう伝統の結果なんだろうなと思います。
いやしかし、時々アナログすぎてドン引きします。
人間臭さはあっても時々時間の浪費具合にうんざりします。
日本はせかせかしすぎとも言いますが。笑
それでも私が大好きなのは、マルシェ、市場文化です。
パリの大都会でも、週に2回至る所で、道端で市場が開かれます。
活気のいい声とともに、新鮮な季節の野菜や果物が並び、買わなくてもお店を見て通り過ぎるだけでも、ちょっと元気になった気がします。
今回のたくさんの商業施設がしまった時も、マルシェはまだやっていました。
途中で禁止になってしまいましたが。
マルシェがフランスの重要な文化ということを改めて再確認しました。