おのぼり音楽紀行

ヴァイオリンと共にフランスに滞在。ゆるりと日々のこと、思ったことを書き記します。

distance

昨日で新しい環境になってから2ヶ月経ちました。

 

ブログでネガティブなことを書くのは嫌なのですが、これもいつか自分で読み直して、こんな頃もあったなーと思い返せたらと思って記しておくことにします。

 

というのが。

新しい環境下では当たり前のことですが、最近人間関係に疲れ始めてきました。

 

まず、今の新しい家が初めてのホームステイです。

フランス語のリハビリにもなるかと思い、いい感じだと思いましたが、当然顔を毎日合わせる感じになります。

けど、なんとなく誰とも話したくない日てありませんか?

それが外国語となると、私は10倍ぐらい増します。

日本語だとお喋り好きの私も、外国語となるとかなり人を選び、10分の1ぐらいに口数が減ります。

初対面てとりあえずお決まりのこと喋っておけばいいし、まぁ良いのですが、長期になると話題も困ります。

 

私自身、昔は人見知りをするタイプだったのですが、ある時「これ、めっちゃ損じゃない!?」と思い、ペラペラと話すようにした結果、今に至ります。

ところがどっこいフランス語になると、そんな努力も水の泡如く消え去りました。

私のお喋り好きはどこにいったのかしらてぐらいに。

 

今の家の人は良い人たちだと思うのですが、一緒に住んでる以上、嫌われたくないというのがどこかあります。

結果めちゃくちゃ気をつかって、話そうとするのが30倍ぐらい大変になるわけです。

それで今日気付いたのが、別に好かれようとしなくたって良いのかも、と思いました。ようやく。

だって疲れちゃったもんで。

 

じゃあ日本語のわかる人とだけ話せば良いのかというと、それもちょっと違う。

日本語は母国語のせいで、細かいニュアンスまで汲めてしまう。

そしたら外国語の時は鈍感でいられるのが、日本語だと言い方とかにまで私は敏感になってしまいます。

外国語だと通じることが最優先だけど、母国語だと相手を思いやることまで要求されるように感じます。

仕方ないとは分かってるんだけど、最近この2つにどうも疲れてしまう。

結果他人と距離を置きたくなってしまいがちな近頃です。

 

アドバイスなどありましたら、お聞かせください。