日曜日の今朝、昨晩のみんなでの話し合いの結果(というのも毎日の料理担当を分担しているため)お母さんの手作りのワッフルが朝食だった。
とても美味しくて幸せを少々噛み締めてしまった。
私を知っている人はよく知っているが、私はわりと食いしん坊である。
甘党の母と辛党の父の「英才教育」のもと、おかげさまで私は好き嫌いのほぼ無い、しょっぱいものにも甘いものにも目がないただの食いしん坊に育った。
父の食への教育モットーが「決して食べず嫌いはするな」というものだったので、無駄にそこは素直に育った私はとにかく食べてみるというのが習慣付いた。
結果、まぁそれで良かったかなと思う。
美味しいものを誰かと一緒に食べて「美味しい」を共有することは、言葉が無くとも幸せを分かち合えるものということを、ヨーロッパに来てからより一層感じられるからだ。
私は職業柄、いろんなところへ行って、知らない人と初めましてをすることがそこそこ多い。
そんな場面で初対面の人と打ち解けられるのは、いつも美味しいご飯とお酒を共有できた時だ。
美味しいものに国境は無いのではと私はしみじみしている。
今はどこにも行けないけど、またいろんな場所の美味しいレストランに行ける日が早く来ますように。